2012年4月17日火曜日

一品持ち寄り会と食前食後観

思い返せば、先週だけでも一品持ち寄り(食べ物)での集まりが三回もありました。
15日。日輪
一回目は、国東半島の中心のお寺、両子寺にて。。山口県の祝島から、海を越えて国東を歩きに来た「こいわい食堂」のたか子さん達を囲んでの交流会。
11日。両子寺。食事の写真取りそびれた。。
二回目は、豊後高田市の百種にて。。大分市で開かれた3.11のイベントの打ち上げ会。
13日。百種。食前観をマリオのリードで。
三回目は、自分で家を建てられた大工で、家具職人の宇佐市のあきさんちにて。。武藤さんのシタール演奏会。
15日。あきさんち
アットホームな演奏&食事会
そんな感じで、こちら、大分。。特に国東半島では、素朴だけれど、笑顔、幸福度Maxな食事会が多いです。

一般的なサラリーマン、というよりも、半農半なんとか。。という人の割合が高いので家庭菜園をしていたり、自家製で何でもつくるという自然派の人が圧倒的に多く、料理の腕、センス、素材、どれをとっても抜群なのです!

そんな時、特に国東での集まりでの食事の際は、食事の前後にあいさつを唱える事が自然になっています。

元々は、去年の初夏から秋にかけて共に活動をするようになった「国東源帰」のメンバーの一人、両子寺の若住職、寺田豪淳さんが食事の前後に唱え、それをわたしたちも復唱してからいただく、という食事をしていたのがきっかけでした。

最初は、ものめずらしく、形式的にまねをしている感じだったけれど、みんなで声を合わせて「食前観」「食後観」を唱える事はなかなか気持ち良く、いただく物に対する有り難さ、食べる事に対する意識が高まります。

そして何度もみんなで食事を重ねるうちに、気がつけば、自然とこの難しそうで長い言葉も宙で覚え、今では豪淳さんが同席しない集まりでも、国東の友達とご飯を食べる時は、暗黙の了解のように「じゃあ、唱えますか(^^)」と、一緒に手を合わせてい頂くようになっています。
ひとりご飯の時はいつもじゃないけれど。。。気楽な友達との集まりでは、このあいさつを知らない人達でも、「後に続いて言ってみない!?」なんて提案して唱えてみる事もあったりして、自分でもちょっと驚きですが、無理せず自然な感じで身に染みてきた感じです。

正直、食事前後の丁寧な感謝のことばは、いろいろと他でもあるようなので、自分の言葉でオリジナルのものを作ろうかなぁ、と思ったりもしたのだけれど、とりあえず今は、一緒に食事をする人達とこれを声を合わせて言うのが合言葉のようで嬉しいので良いかな~(^^)☆
☆食前観☆

われ今幸いに、仏祖の加護と衆生の恩恵によって、この清き食を受く。
つつしんで、食の来由をたずねて、味の濃淡を問わず。その功徳を念じて品の多少をえらばじ。「いただきます」

☆食後観☆
われ今この清き食を終わりて、心ゆたかに力身に満つ。願わくば、この心身を捧げておのが業(わざ)にいそしみ、誓って四恩にむくいたてまつらん。「ごちそうさまでした」
15日。彩雲




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